以前、育児雑誌か何かで「子どもを叱ってしまうのは仕方がない。でもその後でちゃんとフォローすることが大事」「例えばお風呂で、叱ったのは君が大好きだからだよ、と伝えるとか」というのを読んで以来、クワッとかず鉄に怒っても、お風呂の時間にはいろんな感情をとりあえず置いといて、「かず鉄のことが大好きだから、言ったんやで」と冷静に伝えるようにしています。
そんな時、かず鉄もたいてい「うん」と言い、事が治まる、という感じです。
で、昨日、夕飯の後少しカードゲームをやっていたところ、負けが続いたかず鉄が「もう!いやや!お母さんのバカ!」的な事を言ったんですね。
かず鉄の瞬間湯沸かし器状態には慣れているので、ハイハイーと流して、怒るかず鉄を促してお風呂に入ったのですが。
湯船でかず鉄が神妙な顔で、「お母さん、バカとか言って、ごめんね」と。
「ずっとごめんねが言いたかったけど、言えなかった」
と。
じーん。
「うれしいよー。」と、むぎゅっとしました。
リセット=仲直りのきっかけを探るのは、大人だけじゃないんですね。
そして、そういうタイミングを作る、感じさせるのも大事ですね。
ちょっと嬉しかった瞬間でした。
まる子のブランコを押すかず鉄。
兄弟の仲良し風景を見るのも、嬉しい瞬間です。